洋風パイじゃない、和菓子でもない「さつまパイ」は食べ出したら止まらない

「さつまパイ」ってご存じだろうか。

さつまパイ(母のお手製)

さつまパイ(母のお手製)

 

正確にはパイと言っていいのかわからないが、パイ風のちょっとモソモソした生地に、さつまいも・レーズンが包まれた「包み揚げ」だ。

よくお土産とかで見かける、個包装のパイ風和菓子とも違う。

宮崎・鹿児島エリアなどの南九州人以外は、なじみは少ないかもしれない。

 

学校給食でおなじみ「さつまパイ」

 

いわゆるローカルフードの類だと思われる。九州?沖縄あたり?だろうか。沖縄の給食メニューでも、この「さつまパイ」と同じものがあった。

 

「さつまパイ」は、しっとりとしたサツマイモペーストの甘みとレーズンの酸味、生地の独特な食感のマッチングが、最高にうまい。

生地は、小麦粉とサラダ油とベーキングパウダー、水だろうか。たぶん、卵は入ってない気がする。

 

先日、母がひさしぶりに作って送ってくれたが、その見た目から「さつま揚げ」だと思い込み、夕食の1品に・・・と包丁を入れるまで全く気付かなかった。

さつま揚げにしては油も染みてないし、軽いなあ・・・と思いつつ、切ってみたらふんわりと懐かしい匂いが。

 

Aコープやローカルスーパーだと売ってる可能性があるかも

 

以前は地元のスーパーでも手に入ったのだが、いつの間にか見かけなくなってしまった。2個で100円とかお値段もリーズナブルだった記憶がある。

食べたいなあ・・・と思いつつ、見かけなくなってはや数年。ネットで業務用冷凍食材のページも見つけたが、さすがに100個入りはきびしい。

 

・・・いやまあ、過食全盛期の自分なら、一回で40個は楽に食せると思うけど。

もうそんなに食べられない。というか、1個ずつ大事に食べたいと思うようになった。

 

とか言いながら、1個ずつ大事に食べて、3個食べた。

あっさりした素朴な甘さで、とまらない系のローカルおやつ「さつまパイ」。

 

南九州のローカルスーパーで見かけたら、ぜひ食べてみて。

「また食べたい!」ってなること間違いなしです。

 


 

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