「クレイマー、クレイマー」といえば、フレンチトースト。
映画の内容は覚えていなくても、フレンチトーストのシーンだけは子供心に印象的でした。あのフレンチトースト、めちゃめちゃ美味しそうだったんですよね・・・・。
映画で気になった「クレイマー、クレイマーのフレンチトースト」のレシピと、
おうちで作る美味しいフレンチトーストのポイントを調べてみました。
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「フレンチトーストのための映画」
1970年代のアメリカ映画「クレイマー、クレイマー」は、離婚したシングルファザーのテッド(ダスティン・ホフマン)が、慣れない手つきで息子ビリー(ジャスティン・ヘンリー)にフレンチトーストを作るシーンが出てきます。
子どもの頃にみて「あれが食べたい!」と母親にねだった人も多いのではないでしょうか
フレンチトーストと言っても、おしゃれカフェのようなクリームやアイスが載ったこじゃれたやつじゃないんですよね。そして、フランスパンじゃなくて食パン。
フランスパンのフレンチトーストも美味しいんだけど、フレンチトーストの卵液がたっぷりしみ込んだパン生地を最高に堪能できるのは、食パンをおいてはありません。
◆NHKの「グレーテルのかまど」、クレイマー、クレイマーのフレンチトーストのレシピが載っていました。
フレンチトーストの起源
「フレンチ」というだけあってフランスかと思いきや、発祥は17世紀のアメリカと言われています。古くは4世紀ごろの料理書にも似たようなレシピがあり、世界各国でフレンチトーストのような食べ物は作られていました。
固くなったパンをどうにか美味しく食べよう、と考えるのは世界共通ということですね。
美味しいフレンチトーストのポイント
お店のような卵液がまんべんなく染みたフレンチトーストが食べたい、という人のためにポイント。
- 卵液をこす
- 食パンは半分に切る
- 片面2分弱くらいずつ浸す(時間がない時は500Wで片面30秒くらいずつレンジにかける)
- 弱火でじっくり焼く
ホテルのような「ふっくらしっとり」のフレンチトーストが食べたい方は、蓋をして両面15分くらい蒸し焼きを。
ちょっと香ばしく焼きたい方は、両面焼いたあとに砂糖をふりかけて、バターをもう一度投入。表面がカリッと焦げ目がつくまで焼いたらできあがり。
忘れられない食べ物
クレイマー、クレイマーは「離婚」「親権問題」「子育て」がテーマの映画です。
最初は材料を間違えたり焼きすぎたり、失敗だらけだった父親・テッドのフレンチトーストも、最後はちゃんと綺麗に焼きあがるように。
フレンチトーストを焼くシーンと、父親としての成長が重なります。
主人公テッドの息子ビリーにとって、きっと大人になっても忘れられない食べ物になったんじゃないでしょうか。