先日、遺伝子検査キット GeneLife Genesis2.0(ジーンライフ ジェネシス)の解析結果の感想を書きました。
リスク項目の中でも「七大疾病」と「がんリスク」も以外にリスクが高かったのでそちらの項目についても公開したいと思います。
・がん以外の6疾病のうち、4項目が「やや高い」となっています。
【七大疾病(七大生活習慣病)のリスク評価】
左側の「詳細を見る」を押すとリスクレベルの説明・概要・発症年齢・発症率・予防と対策・遺伝子情報や参考文献などが見れます。
グラフが右側に行くほど、発症リスクが「高い」となります。
【脳卒中】
親族に脳梗塞や脳卒中がいるので、遺伝的にリスクが高いなら気を付けていたい項目です。
【2型糖尿病】
身内は甘党が多く、私自身も嫌いではないですが・・・病院での検査や健康診断での血糖値は正常です。
あれだけ過食していたので通常の検査では見つけられない血糖の異常があるのでは、と思い、今年に入ってから「隠れ糖尿病」とか「インシュリン異常」の可能性の検査のために血糖負荷検査(ぶどう糖を摂取して、30分、1時間、2時間~と時間を追うごとに血糖値の変化を測定する検査)というのをしたのですが、正常でした。
前日夜からの絶食の上、1回2本の採血を短い時間で何回もするのでなかなかハードです。最後は採血しすぎて血が出なくなりました。普通の血液検査では異常はないけれど、「何故か食後に体調が悪くなる」という方は一度検査してみるといいかもしれません。
【C型慢性肝炎に伴う肝硬変】
C型肝炎ウイルスに感染しなければ発症しないので、ほぼ心配することはないと思います。
【慢性腎臓病】
腎機能はいつもの健康診断でも「軽度低下」状態なので、あまりよくないのかもしれません。むくみやすく、疲れやすく、息切れもしやすいので、塩分の取りすぎには気を付けたいと思います。
では、日本人の死因ナンバーワンと言われる「がんリスク」について公開します。
【がんのリスク評価「やや高い」】
がんのリスク評価が「やや高い」だったのが、 肝臓がん・胆嚢がん・脾臓がん・腎臓がん・膀胱がん・上皮性卵巣がんの6つです。
【胆嚢がん】
胆嚢がんのリスクのオッズ比(同じ遺伝子の人が発症する確率)は6.95倍と高いので、これも気を付けていた方がいいかもしれません。脂身は嫌いなので、食生活でのリスクは低いと思うのですが・・・
【脾臓がん】
脾臓は20代の時に4倍に腫れてしまったことがあります。最近の検査でひっかかったことはありませんが、血糖の調節をしたり消化を助ける臓器ということなので、摂食障害(過食嘔吐)を20年以上していた私の体ではだいぶ酷使していると思います。
気を付けていた方がいい項目です。
【がんのリスク評価「高い」】
子宮体がん(子宮内膜がん)
女性のがんは、上皮性卵巣がんの「やや高い」と子宮体がん(子宮内膜がん)の「高い」2項目でした。出産の経験もないので、40代以上になるとますますリスクが高くなるのかもしれません。
【子宮体がん(子宮内膜がん】
なんと一番右端の最高リスクのところです。わたしはがん保険には入っていないのですが、女性のがんが2つも該当しているのを見ると「入っていた方がいいかも」と思ってしまいました。
今回、「七大疾病」「がんリスク」のデータを公開しましたが、 GeneLife Genesis2.0(ジーンライフ ジェネシス)は遺伝子解析が全360項目と数が多いため、全部をきちんと見るためには時間が必要です。スマホ版のアプリもあり、解析結果をスマホで見ることも出来るため、時間がある時にゆっくり見てみるのもいいかもしれません。
女性には気になる項目の、「肌タイプ」などの遺伝子解析結果も見ることができます。PDFでお肌のタイプ別診断や食生活のアドバイスも見ることができるので、なかなか面白いですよ。解析結果の参考にする文献によっては結果が変わるようなので、今後新しい研究結果が増えてくると、データの精度が上がってくるのかもしれません。
個人的には、白血球や免疫グロブリンの遺伝子解析についてはかなり信ぴょう性が高いのではと感じました。過去に行った実際の検査結果とほぼ同じだったからです。
と同時に、血液の細かい成分については遺伝子の影響が強いのだなと感じたところです。
病気になってから仕事ができなくなり、ほぼ家で生活する毎日ですが、最近すこし外に出る時間が増えました。かと思えば全く動けなくなる週もあったりと波がある日常ですが、「やりたいこと」を1つずつやってみようと思っています。
遺伝子解析もやってみたかった1つなので、満足です。