「まだ結婚できない男」第10話 幸せになりたくて悪いか!」が放送されました。
桑野(阿部寛)に設計を依頼していた男性が、妻に訴えられ、工事が中止に。
送られてきた訴状を見ると、そこには、まどか(吉田羊)の名前が・・・。
訴状を手に、まどかの事務所を訪れる桑野。
男性は「裁判で争う」と言っていると、ニヤニヤしながらまどかに伝えるのだった。
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まだ結婚できない男(下) (扶桑社文庫) [ 尾崎 将也 ]
第10話「幸せになりたくて悪いか!」
桑野に設計を依頼していた男性は、熟年離婚を妻に切り出され、離婚後の生活のために1人用の住居の購入を考えていた。妻が訴訟を起こしたのは、「離婚して相手が自由な生活を送るのが悔しいのだろう」という男性。
家を設計する立場の証人として、桑野に裁判の出廷を依頼する夫側の弁護士。
妻側の弁護士(まどか)と知り合いとなると、やりにくいのでは・・・と言われると、すこし考えながらも「かまいませんよ」と答える桑野だった。
有希江のカフェ
まどかと話をしている、男性の妻。
「主人は人間的に問題はない。けれど、一緒に居るとどこか孤独を感じてしまう」と、離婚を決めた理由を話す。離婚するとなった途端に、家を建てたりひとりで悠々とセカンドライフを送ろうとする姿に、なんだか憤りを覚えたのだという。
彼女の話を、大きくうなずきながら聞く有希江(稲森いずみ)。
タツオとおもち
誤解が解けて、すっかり仲良くなっている、おもちの飼い主・工藤(RED RICE)と早紀(深川麻衣)。犬の散歩の途中で、仲良く会話をするようになっている。タツオとおもちの仲の良さそうな様子に「この子たちを見ていると、いろんな争いごとがあるのが信じられない」と楽しそうに話す早紀。それに対して「人はすぐ箱に入るから」と工藤。
そこへ、仕事帰りの桑野が通りかかる。
「あっ」と声をあげる早紀に、「どなたですか?」とたずねる工藤。
「だいたい、いつも箱に入っているひとです」と桑野を紹介する早紀。
「桑野さんも箱から出て、自分からひとに歩み寄ることをしてみたらどうですか」と、アドバイスする早紀に、自分が調子がいいからって随分上から目線だな、と皮肉を言う桑野だった。
裁判の日
法廷で、証人として呼ばれるのを待っている桑野。そこへ、英治(塚本高史)と桜子(咲妃みゆ)が傍聴にやってくる。続いて、裁判は初めて、と言いながら、有希江と早紀までも。わくわくしながら入ってくる様子に「懇親会か」と言いながら苦い顔をする桑野。
裁判が開始し、原告(妻)の代理人のまどかが桑野に質問を始めた。
桑野が設計依頼を受けた家は、ほんとうに1人で住むための家なのか、と問うまどか。ほんとうは他の女性と住むための家ではないか、と疑っているのだ。
「この家にだれかと一緒に住むのは不可能だ」と断言する桑野。
どうして断言できるのか、というまどかに「説明しましょう」と、自信たっぷりに家の設計図を出す桑野。この家は設計上、1人で暮らすための狭さ、各生活スペースの動線が最小限に考えられている。さらに、大きな部屋はすべて物置であり、残りの1部屋も趣味のスペースだと説明する桑野。
家全体が「いかに1人暮らしを満喫するか」だけに、焦点をあてた設計だというのだ。
「趣味?」と聞いて怪訝そうな顔をする妻。
それは裁判があるから、後付けにした言い訳ではないか、と追及するまどか。
桑野はもうひとつの図面を出して、説明を始めた。家には、最初から鉄道模型を走らせるための穴が、各部屋に開けられていた。男性の趣味は「鉄道模型」だったのだ。
男性は鉄道模型が好きだったが、インテリアが趣味の妻に気を使い、自分の趣味をずっと隠していた。
「人はかならず誰かと暮らしたいはずだ、という固定観念が、”離婚したら女と暮らすはずだ”という邪心を生むんだ!」「自分の主観は排除してもらいたい」とまどかに強く言い放つ桑野。
「誰かと暮らしたい。ひとりはさびしい・・って、人として自然な感情でしよう!」と、本気で怒るまどか。裁判そっちのけで言い争いを始め
「意義あり!裁判長!原告代理人は、ひとりが嫌だ、という個人的感情をぶつけています!」と訴える桑野。
「証人に異議申し立ての権利はありません」と冷静に答える裁判長。
「ないんですか」
「ありません」
裁判長に「もっと冷静になるように」と注意されるまどかだが、質問はそれだけか?と聞かれ、さらに言葉を続ける。
「旦那さんは好きな模型の趣味を我慢してさびしかったでしょう」
「でも、奥さんだってさびしかったんですよ」
「ひとりでも寂しいのに、一緒にいてもっと寂しいなんて・・」
「お互いが、ほんの少しでも心を開いて、相手の立場に立てば・・・」
奥さんの気持ちを代弁するようで、いつの間にか、自分の気持ちを桑野にぶつけているまどか。
「それは質問ですか?」と問う裁判長。
その言葉に、我に返って発言を終わらせるまどか。
証人の桑野も、席に戻るように促されるのだった。
薬丸と新しい友人
自宅で「薬丸のブログ」の更新を眺めている桑野。
「素敵な出会いがありました」とのタイトルに目が留まる。
1人キャンプに来ていた薬丸が、新しい友人と知り合い「ふたりキャンプ」を満喫している、という記事だった。「1人より2人が楽しいですね」とつづる薬丸のブログに「ふっ・・・」と微妙な笑みを浮かべる桑野。
薬丸の新しい友人は、田舎暮らしの本を出していて、いろいろ教えてもらっているのだという。友人の本を手にした薬丸の写真を見ながら微笑む桑野だが、著者に気づき「金田・・?!」と思わず声に出す。薬丸の新しい友人は、桑野のかつてのライバルであり友人の「金田」だった。
タツオとおもち②
ブログを見ていた桑野の部屋のインターホンが鳴る。
出てみると、タツオとおもちを連れた早紀が立っていた。これから工藤と映画を見に行くので、その間この子たちを預かってくれないか、という。
「調子がいいな」と言いながら、二匹の愛らしい姿に「いいよ」と快く引き受ける桑野。
その頃、有希江は英治たちの結婚式の写真を眺めていた。
桑野のスピーチ姿の写真を見ながら、微笑んでいる有希江。次のページのまどかの写真に目を留め、すこしさみしそうな様子で考え込んでいる。
ー桑野の部屋ー
設計図を手直ししている桑野。その耳には、裁判のときのまどかの言葉がよみがえっていた。
「お互いが、ほんの少しでも心を開いて、相手の立場に立てば・・・」
その背後で、タツオとおもちは桑野の寝室へ、二匹そろって駆け込んでいく。
設計図の手直しを終えた桑野がふと振り返ると、二匹がいない。しばらくして、タツオとおもちは、そろって寝室から出てくる。その二匹の雰囲気に、何事かを察した桑野。
「お前ら・・・」とつぶやき、男同士だけでわかる視線をタツオと交わすのだった。
まどか、長野に帰る?
有希江のカフェ。
母親の体調が思わしくないので、今の案件が落ち着いたら、事務所をたたんで長野に帰ると話すまどか。
桑野さんには話をしたの?と聞く有希江に、桑野に話をしたら「その方がいい。その方が結婚できる」って言うに決まってる、とまどか。
有希江は桑野といい感じに話せるけれど、自分は桑野に皮肉しか言われないから、と自嘲気味に話す。
すると有希江は、「わたしが桑野といい感じに話せているように見えるのは、桑野に合わせているから。好きでやってるわけじゃない」と言う。
だって、桑野ともんじゃを食べて楽しかったって・・・と半信半疑でたずねるまどか。
「あっ・・」という表情で、「あれは、まどかをたきつけるためのウソだった」と答える有希江。
有希江は、あんなにちゃんと桑野とケンカできる人は他にいない、と話す。
ケンカできるのは、相手とちゃんと向き合っている証拠だという。
それを聞いて、戸惑い、何か思いを巡らせている様子のまどか。
裁判のその後
まどかが事務所に帰ると、桑野が来ていた。
先日の裁判の、その後が気になったようだ。
「あの夫婦はどうなったのか」とたずねる桑野に、「裁判官から和解の提案が出ていて、話し合う予定だ」と答えるまどか。
「ちょっと見て欲しいものがあるんですけど」と、かばんから設計図を取り出す桑野。
そこには、夫婦がもしやり直す気持ちになったときに、二人が新しい暮らしをできるような部屋の設計が描かれていた。
設計図を見つめ「いいじゃないですか」と微笑むまどか。
まどかから、あの夫婦に渡して欲しいという桑野に、ちょっと考えて「わかりました」と答えるまどか。なぜ1人暮らしの家のこだわりから、気が変わったのか聞くと、桑野はこう答えた。
「人生100年時代。ひとりで平気なひとは、それでいいんですかね。あなたがあんまり、ひとりじゃさびしい、ひとりじゃ死ぬ、とか言うもんで」
「死ぬとは言ってません」即座に否定するまどか。
それじゃ、と笑顔で帰っていく桑野と、後ろ姿を見つめるまどか。
ケンカするほど・・・
有希江のカフェで、裁判のその後を話す、まどかと桑野。
例の夫婦は、訴えを取り下げて離婚も止め、やり直すことになったという。それは桑野の設計図のおかげだというまどか。桑野の設計図が、二人を素直にさせて歩み寄りできたのだ。裁判の時の、桑野とまどかのケンカの様子も、夫婦の関係を見直すきっかけになったらしい。
「二人があの夫婦を仲直りさせたのね」と微笑む有希江。ケンカしてたって、本当は・・・と有希江が続けようとした言葉を、まどかが遮る。
「もうひとつ報告がありまして」と、長野の母の事務所を引き継ぐことになった事を、桑野に話すまどか。
「・・・えっ?」と、すぐには飲み込めない様子の桑野。
その後も、まどかたちの話を笑顔で聞きつつ、表情が止まったまま。
「あ、あ・・お母さん、お大事に。じゃ、僕はこれで失礼します」
頼んだ珈琲も飲まずに立ちあがる桑野。仕事がまだ残っていると言いながら、足早に立ち去って行った。
まどかの迷い
有希江のカフェを出たまどか。コンビニに立ち寄ると、そこには桑野が。
「いつもの場所に他人が居ると、自分の場所を侵食されたような気がする」と相変わらず、ひとこと多い桑野。
コンビニの帰り道を歩きながら、「長野にはいつ帰るのか」とたずねる桑野。
桑野と話すうちに、東京を離れて今まで築いたものや友人を置いていくことに、さみしさを覚えた様子のまどか。「まだ迷ってるのかな」とこぼす。
「もしかしたら、”行かないで欲しい”って誰かが言ってくれたら」と言いかけて、桑野の顔をしばらくみつめる、まどか。
「そんな感じです」と笑って話を切り上げ、帰っていくまどかだった。
その後ろ姿を、張り付いたような笑顔のまま、落ち着かない様子で眺めている桑野。
リハーサル
自宅で、桑野が一生懸命ノートに何かを書いている。何度も推敲し書き直している様子。かなり真剣な姿だ。
「一極集中」とつぶやいた桑野は、おもむろに携帯を取り出し、まどかに電話を始める。
夜景の見える場所に、まどかを呼び出した桑野。
そこへ、長野に帰省していたまどかがやってくる。
「母は帰ってこなくていいって言ってる。でもわたしは・・・」と話し始めたまどかに、「いいですか」と話を止める桑野。
「あなたの話を聞く前に・・・ぼ、僕の話をしてもいいですか」
「やっぱり、長野に帰ると言うのは、どうなんですかね」
と話始める桑野。
長野に行けば、確かに仕事はあるだろうし、ついでに結婚もできるかもしれない。
でも、1から人間関係を築くというのは、手間と時間がかかるだろう。そう考えると、これまでの人間関係を基準にものを考えた方がいいんじゃないか。東京一極集中と言うのは問題だが、一人が帰ったところで焼け石に水。1週間ごとに長野と東京をいったりきたりすれば、80分で行ける。
「どういうわけですか」とまどか。
「長野に帰るのは、やめた方がいいってことです」
いつになく真剣な表情で桑野が言う。
その言葉を聞いて、泣きそうな表情を浮かべるまどか。
「あなたがいないと、つまんないし。さびしくなるんで」
まどか、うれしさと戸惑いで目を潤ませながら視線を泳がす。
「お母さんのことがありから、無理にとは言いませんけど」と慌てたようにいう桑野。
黙ってうつむいているまどかに、不安そうな表情を浮かべる桑野。
まどか、突然歩き出す。
「男性にそういうことを言われるって・・・うれしいものですね」
涙をこらえながら言うまどか。
「桑野さんがそこまで言うなら」
「それじゃ」
涙をこらえて顔を真っ赤にしているまどかが振り返る。
「仕方ないですね。帰るの止めます」
「ほんとですか」
まどかの言葉に、笑顔を浮かべる桑野。
微笑みあうふたり。しかし・・・
「次は本番で」
「・・・えっ?」
今のはリハーサル、次は本番という桑野。
さっき大事なところで噛んだし、男性からこういうこと言われるとすごく嬉しいって言ったし、もう1回やったら更に嬉しいんじゃないの?という桑野に、
「1回で結構です!」と叫ぶまどか。
「ああ~・・!もうやだ・・!へんなひと!」
と叫び、桑野を置いて立ち去るまどか。その様子に
「・・・なんで?!」と意味がわからないでいる桑野だった。
あなたがどうしても、というのなら
いつものコンビニで、まどかと遭遇する桑野。最後のドンサックをかごに入れているまどかと視線が合い、きまずい表情の二人。
「みんなも気にしているようだし、仲直りしませんか」と、さっき買ったドンサックを取り出し、桑野とベンチに腰掛けるまどか。
「これ、おいしいですよね」というまどかに「でしょ?」と嬉しそうな桑野。
長野の母のことを考えられるようになったのは、桑野のおかげだと、とまどか。
照れくさそうな表情の桑野だが、「そうだ」とおもむろに映画のチケットを取り出す。
ただのアクションじゃない、「時空を超えた複雑な設定のアクション映画だ」と説明する桑野に「ややこしそうですね。どうしようかな」と答えるまどか。
いやなら、別に・・・と、ちょっとすねた様子の桑野に気づいたまどかは
「桑野さんの解説つきですか?」と聞く。
予習、復習、懇切丁寧に・・・と続けるまどかに
「あなたが・・・どうしても、というのなら」と笑いながら言う桑野。
笑顔で見つめあう二人。
「しょうがないから聞いてあげます」と微笑みながら言うまどか。
「しょうがないなあ・・・望むところですよ!」と嬉しそうに答える桑野だった。
<END>
第10話(最終回)感想
「まだ結婚できない男」ついに終わってしまいました!
最後は、やっぱりまどか先生だったんですね。
まどか先生か有希江さんか、途中、桑野さんが気になっているのはどっちなんだろう?と迷いましたが、最終的にまどか先生に落ち着いたんですね。ケンカばかりの二人だったけれど、本音で話せる関係というのが一番だったのでしょう。
有希江さんは、「桑野さんに合わせていただけ」なんて言ってましたが、あの写真を眺めていたときの表情は、桑野さんを気になってた人の顔です。きっと有希江さんも気になってたんですよね。でも、その分、桑野さんの気持ちにも、まどか先生の気持ちにも気づいてしまったのかもしれません。そう思うと、ちょっと切ないですね。
桑野さん、今度こそ幸せになって欲しいです。番組の最後のテロップにも「今度こそお幸せに・・」とありましたが、本当にそう願っています。
そして、願わくば次は「結婚した桑野信介」を見て見たい。桑野さんの偏屈さはそのままで、子どもが生まれたりなんかしたらどうなるのか・・・
続編があることを期待しています!
【「まだ結婚できない男」サウンドトラック、ついに発売!(11月27日発売)】
「結婚できない男・まだ結婚できない男」のオリジナル・サウンドトラックがついに発売されました。前回サントラがなかったので、今回は心待ちにしていたのですがやっとこの日がやってきたようです。このドラマに流れる口笛のような音楽がとっても好きなのでさっそく購入しました。「結婚できない男」のテーマなど、ゆるっとした桑野サウンドがとても心地いい。これで放送が終了してからも、「まだ結婚できない男」の世界に浸れます!ノベライズ版を楽しむ時のBGMにもぴったりですね。
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「まだ結婚できない男」チェインストーリー
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♯0.5話「中川家の人々」
中川家の夫婦と娘のゆみちゃんが桑野さんのこれまでの変人ぶりを回想するストーリー
♯1.5話「吉山まどかの癒しの時間」
弁護士の吉山先生(吉田羊)がひとりお好み焼き屋さんで・・・
♯2.5話「田中有希江の冒険」
有希江(稲森いずみ)がアルバイトの女の子からノートを受け取ります。ノートには、”わたしの考えたカフェメニュー”で斬新?なメニューが・・・
♯3.5話「戸波早紀の、燃える情熱」
「どんなメソッドをやってるの」と桑野に言われて答えられなかった早紀(深川麻衣)。言われたことを思い出しながら「負けない!」と誓うのだった。そこへ後輩がやってきて、読み合わせの相手を頼まれるのだが・・・
♯4.5話「村上英治の、大人への階段」
アシスタント二人の仕事のことで英治(塚本高史)が怒っています。その日に予定していたみんなでの飲み会もキャンセルしてひとり、桑野も行きつけであるバーで飲むのですが、「ひとりで過ごす」ことに慣れていない英治は時間の使い方に戸惑って・・・
♯5.5話「中川良雄の、勇気の決断」
中川(尾美としのり)がキャバ譲を口説くためにいつものバーへ。そこに娘のゆみ(平祐奈)が年上の男性と現れて・・・
♯6.5話「薬丸さんの、華麗なる休日」
有希江(稲森いずみ)のカフェでパッチワーク教室が行われています。かわいい布地を前に盛り上がる参加者たち。そこへマイ裁縫キットを抱えた薬丸(デビット伊藤)が登場して・・・
♯7.5話「丸山裕太の、大胆な提案」
桑野(阿部寛)の事務所で働く真面目な丸山裕太(荒井敦史)と”仕事はほどほど”なイマドキ社員の横田詩織(奈緒)。そんな二人の元に、まどか(吉田羊)の事務所の山下香織(小野寺ずる)が打ち合わせに現われて、桑野のことをけなし始めるのだが以外にも詩織がそれに憤慨をして・・・
♯8.5話「森山桜子の、新たな悩み」
事務所で打ち合わせをしている桜子(咲妃みゆ)と英治(塚本高史)。結婚した実感をしみじみ噛みしめている桜子に比べて、何だか冷めた様子の英治に桜子が不満をぶつける。心理テストを持ち出して「ほんとに好きなのか」を確認しようという桜子だが・・・
♯9.5話「続・中川家の人々」
家族で鍋をつつきながら、桑野に「モテ期が来たのでは?」という話題で盛り上がる中川家の面々。果たして桑野は誰を選ぶのか、口々に言いあうのだが・・・
どのストーリーにも、桑野さんは回想シーンに出演してます。チェインストーリーも、今後は誰が出てくるか楽しみですね。
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単行本「結婚できない男」 尾崎将也/脚本 橋口いくよ/ノベライズ
「まだ結婚できない男」(フジテレビ系)
<毎週火曜日 21:00~>
放送終了